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「ただいま~」 「おかえりなさい乃花先輩、公蒲先輩!」 「全ての教室の許可取り出来たよ。話はどうなってるか誰か教えてくれないか?」 「じゃあ俺から。立ちっぱなしは疲れますからどうぞどうぞ」 確かに疲れるもんね~と乃花先輩が言うと2人とも自分の場所に座る それから私達が話した内容を略すことなく伝えて反応を伺う 「放送室の案はもう一度俺が行って確認取れてからだな。早速行ってくる」 「今回の付き添いは俺が行きます、使えたらそのまま機械操作聞きたいですし」 「そうだな。残った3人で一応ボツになったように鶴を折っててくれないか?言葉書いて二つずつ位」 「了解です!」 「わかりました~」 「はーい!」 「あと、時間はこちらの案ではスタート10時半、終了15時で間違いない?」 「ないですね」 「昼食はどうする?」 「そこは各自自由ですかね。いや、それよりもチーム毎って感じで必ず取ることにした方が良いですかね?」 「その方が平等だろ。勝ちにこだわって昼食時間も調べられても後輩が困るからね」 「それじゃそこはそれに変更して先生たちに伝えましょう」 「それも同時に今済ましてくる」 「いってらっしゃ~い」 乃花先輩の言葉で2人は生徒会室を出て行った 「折り紙誰か持ってます?」 「私持ってるよ~、趣味なんだよね~」 おぉ、似合ってる! と、口に出さないで私たちは静かに言葉書いて、鶴を折り始めた
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