17/30
前へ
/58ページ
次へ
蔦葉・日向shift 「次の放送って1時間後だっけ?」 「確かそうだね、それにしても天って声も綺麗だよね~」 「そんなことないよ~、あーちゃんの方こそ良い声してるじゃないですか~」 「そんなことないもん!」 「いやいや、それじゃ良い声出させてあげるよ~」 って言いながら私は手をわきわきさせながらあーちゃんの方に行く 「やー!!セクハラ反対ー!!」 「いいじゃ~ん、減るもんじゃないし~」 「そういうことじゃないからね!?」 「ちぇー、ざんねん」 手を引っ込めてさっきまで居た場所に戻る 「でも時間まで暇だね~、何話す?」 「んー、私あんましガールズトーク的なのしないからなぁ。天は何話したい?」 「えっとね~、好きな人いる?」 「へ!?そ、その話するの!?」 「うん、だって何話したい?ってあーちゃん言うし」 「そ、そうだけど~…////」 「あーちゃん顔真っ赤でかわいい!」 「かわいくないもん!天の方がかわいいし」 も~、私よりあなたの方がかわいいから。と思ったけどまた同じ返しがきそうだから言わないでおこう もっと自分に自信持てば良いのにもったいないなぁ 「そういう天は彼氏とか居るの?」 「私?居るよ~、同じ陸部の人」 「い、いつの間に…!!」 「春休みの終わり頃だからね~。ご報告が遅れました」 「遅れたのは別に良いよ!おめでと!!」 「ありがと!それであーちゃんは?」 「い、一応居るよ…」 「ええ!!誰々!!」 「ふ、2人だけの秘密だからね!」 「もちろんもちろん!!ほらお姉さんの耳にこっそり教えてみ?」 あーちゃんは恥ずかしそうに自分の好きな人を教えてくれた え、あーちゃんが好きな人がまさか……
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加