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蔦葉・日向shift
「次の放送って1時間後だっけ?」
「確かそうだね、それにしても天って声も綺麗だよね~」
「そんなことないよ~、あーちゃんの方こそ良い声してるじゃないですか~」
「そんなことないもん!」
「いやいや、それじゃ良い声出させてあげるよ~」
って言いながら私は手をわきわきさせながらあーちゃんの方に行く
「やー!!セクハラ反対ー!!」
「いいじゃ~ん、減るもんじゃないし~」
「そういうことじゃないからね!?」
「ちぇー、ざんねん」
手を引っ込めてさっきまで居た場所に戻る
「でも時間まで暇だね~、何話す?」
「んー、私あんましガールズトーク的なのしないからなぁ。天は何話したい?」
「えっとね~、好きな人いる?」
「へ!?そ、その話するの!?」
「うん、だって何話したい?ってあーちゃん言うし」
「そ、そうだけど~…////」
「あーちゃん顔真っ赤でかわいい!」
「かわいくないもん!天の方がかわいいし」
も~、私よりあなたの方がかわいいから。と思ったけどまた同じ返しがきそうだから言わないでおこう
もっと自分に自信持てば良いのにもったいないなぁ
「そういう天は彼氏とか居るの?」
「私?居るよ~、同じ陸部の人」
「い、いつの間に…!!」
「春休みの終わり頃だからね~。ご報告が遅れました」
「遅れたのは別に良いよ!おめでと!!」
「ありがと!それであーちゃんは?」
「い、一応居るよ…」
「ええ!!誰々!!」
「ふ、2人だけの秘密だからね!」
「もちろんもちろん!!ほらお姉さんの耳にこっそり教えてみ?」
あーちゃんは恥ずかしそうに自分の好きな人を教えてくれた
え、あーちゃんが好きな人がまさか……
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