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日向・英shift
それから私たちは一通り見終わって生徒会室に戻るともう3人とも戻ってきていた
「天~、乃花先輩~」
私は2人の方へ小走りで行く
「おかえりあーちゃーん!」
「お疲れさま~」
「うー、会いたかったよ~」
抱きつく私を2人は優しく受け止めてくれた。あぁ、なんてお優しいお二方…!!
「お疲れさまです、会長」
「ありがと、関薮くん」
「女性陣~そろそろやめとくれ~」
「なに~、蘭丸も混ざりたいの~?」
「そうじゃなくて会議始めれねーだろ。会長そういうのいつ止めて良いか分かんねー人なんだし」
「いや関薮くん、流石にわかるよ?」
「あ、そうでしたか。これは失礼しやした」
と言われたことは確かだったのでわたしはそそくさと自分の席に座る。会議の邪魔はしたくないもんね!
「それじゃあこれから交流会についての会議を始めます」
それから私たちは回る場所についての案を出し合い、職員室と更衣室と食堂と美術室にしてゴールを生徒会室にすることにした
「場所はこれで決定ですね。他になにか決めることはありますか?」
「はい。こちらの3人で話してたんですが普通の宝探しではなく少し内容を工夫した方が不満が出ずに行えるのではないかと思い、全員で考えたいと思ってます」
「なるほど。確かに不満分子は少ない方が良いからね」
「それで、どういう内容にしましょうか?」
ん~っとみんなが考え込む。
「あ、謎解き的なのは?」
「謎解きのなの?」
「うん。場所のヒントが書いてある紙を一箇所ずつ用意して、それをバラバラに置くの。チームにもバラバラに渡してヒントを集めゴールを目指すって感じかな」
みんな黙っちゃたよ…、なんか反応示してくれないと不安になるよ~…
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