灰色の街【生産資料】

用語解説

～チルドレン～
この街の大半を占める個体。白黒灰のみの色しか持たない。
能力も用い合わせていないため武器の所持が認められている。またカラーを見つけた場合、カラーを破壊することも認められている。
一般的な知識も製造されたときより与えられる。12を数えると街の塔へ行くことが義務づけられている。
見た目は人間でいうところの13～24歳くらい。ただチルドレン達に年齢という概念はなく、ある周期を越したと認識している。また、生産された時より、姿は変わらない。

生産されたチルドレンは工場などで働くこともできる。工場とはあとで記載する。

～クラウン～
その周期内に26だけできる能力を持ったチルドレンの総称。A~Zまでの番号が振られており、体の一部にその番号が入れられている。なお、その順番に優劣は関係ない。チルドレンと同じく、白灰黒しか色を持たない。12を数えると塔に行くことが義務づけられており、12を超えることができる。
製造された時より、チルドレンよりも優秀な知識を与えられている。また、チルドレンにはない特別な能力を一つ持っている。
基本性能として、カラーに触れることで、カラーの能力を一時的に停止することができる。
見た目は人間でいうところの13～24歳くらい。生産された時より姿は変わらない。
能力故、街の治安を守る。

～カラー～
製造過程による失敗作。体の一部に一色のみ色を持つ。カラーは製造されたときに発見され次第、廃棄処分になるが、どういうわけか、中には廃棄を逃れられた物もいる。チルドレンや、クラウンより街の治安維持のため見つけ次第、破壊される対象。
クラウンと同じく、必ず能力を一つ持ち合わせている。性能として、一時的に触ったものにその物の持っている元の色を与えることができる。(例えば肌の場合は肌色など)また、自分より小さい身に着ける小物であれば、一か所のみ永久に自分の保持している色と同色を与えることができる。

知識は製造過程で与えられないが、カラーが作った組織【フラジール】内で教育が施されている。12を超えることができるが、大半は超える前に破壊されてしまう。
色を隠してチルドレンに紛れている物もいる。