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岩倉のことを
気が利くマネージャーと
一度は認めたが撤回する!
大事な鍵を無くすなんてふざけた奴だ!
時計を見ると、時間は午後5時になるところだった。
「おい岩倉、今すぐドリームビューランドに向かってくれ!
その前に着がえたいから
着がえさせろ!」
みきちゃんの誕生日のエスコートのために
とびっきり高級でお洒落な黒のスーツを準備していた。
ズボンを穿き、ベルトをした。
靴下、靴も完璧。
問題は上半身。
手錠のまま袖は通せないし、
着ていた衣服も脱げない。
かなりの流血で衣服は血だらけ。
「岩倉、服を破いて脱がせろ!」
「わかりました。」
岩倉はハサミで服を切った。
上半身は裸にスーツを羽織った状態。
お気に入りのサングラスをかけた。
ドリームビューランドに着くまでに
手錠をはずしたい!
釘をくわえ
ガチャガチャとやってみたが、
簡単に開くものではなかった・・・
結局手錠をはめたまま
ドリームビューランドという遊園地に到着した。
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