天使からの贈り物

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電話のみきちゃんは説明を始めた。 「みくは、私みたいにフミをフミと呼びたかったみたいなの。 でもね、みくの性格は素直じゃないから・・・ フミをずっと片桐さんって呼んでたじゃない? だから、みくが私のフリをすれば 素直になれると思ったの。 みくだと気づかなかったってことは、 ちゃんとフミと呼べたんだね。」 「完全にみきちゃんだと思ってたから・・・ それにまだみきちゃんだと思ってる。 俺、混乱してる・・・」 「私がドリームビューランドに行ってたら 楽しかっただろうな~。 でも最初からみくに行かせるつもりだったんだ。 フミの恋愛の邪魔はしないよ。 私は 天使だから!」
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