天使からの贈り物

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二人で観覧車へ乗り込むと、 俺はみくちゃんの左隣へ座った。 「悪いんだけど、この釘で鍵開けてくれないかな?」 「しょうがないな~ いいよ!」 「ゴメン 全然ロマンチックじゃないね。」 「フミ、ドラマの撮影どうだった? その怪我、撮影中に?」 「撮影はうまくいったよ。 トラックから 見事なジャンプ! 着地までは良かったんだけど、 立ち上がったときバランス崩しちゃって。」 「転んだ?」 「顔から落ちた。」 「痛々しいね。」
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