第六章

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家を出る頃にはだいぶ調子が良くなっていた。 お母さんからお弁当を受け取り、学校へ向かう。 外に出ると、生暖かい空気が私を包む。 晴れの日で、いつもなら気持ちのよい朝だが、今日はそんな風とは思えない。 なぜか生暖かい=血だと思ってしまう自分がいる。 マナ「今日ははやく帰ろう。」
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