キミを抱き締めたい。

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玄関で靴を履き、先を急ぐ僕 か細い声で 『抱いて』と、泣きながら 華奢な身体で、すがり付くキミ そんなキミが愛しくて思わずキミを抱き締めた。 その一部始終を彼女に見られていた。 そして微妙な顔で僕を見つめてくるキミ。 彼女達の間でたじろぐ僕。 すると黙って僕達を見ていた彼女が、 『そんな抱き方したら可哀想やろ!幼稚園行くんやから早くしなさい!』 と怒られた(笑)
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