我が儘

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この想いは、我が儘になってしまうのだろうか? 俺は、ネロが好きで、好きで、らない。側にいないと直ぐに、不安になってネロを探しに出てしまう。 ただ…ネロは、買い物に出掛けいるだけでも、嫌なんだ。だから、今日の仕事の依頼をキャンセルさせ繋ぎ止めた。 生活がかかってる事は、知っている。 だけど…今日だけ、俺の我が儘を聞いて欲しいんだ。不安が、なくなるまで一日ずっと…。 本当は、鎖に繋いでこの事務所に閉じ込めて置きたい。 俺だけをその瞳に写していて欲しい。これをネロに言ったら、どんな反応をするのか興味半分で…少し怖かった。自分がこんなにも、ネロに溺れてしまっていたと言う事に…。 愛し合う時、俺に…何度も、何度もネロは"愛してる"と言ってキスをする。 俺が愛されてる証拠。 そして、今の俺は…前より我が儘な様な気がした。 「愛してる、ネロ。」 「珍しいな?アンタから、言うなんて…?」 「言いたくなる時もあるだろう///」 「そうだな。」 「言ってくれないのかよ////?」 「まったく、今日は…やけに我が儘だし、変だなぁアンタは…;;」 ネロは、苦笑いした後…俺の耳元で、甘く囁くように”愛してる”と言ってキスをしてくれた。 そのまま、深いキスをして俺とネロは…堕ちて行った。 END
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