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俺は本を持って家(鍾乳洞)に帰った。
一回きり、という事は長く居ないと損だ。
俺はツルで作ったナップサックぐらいの籠を作った。
そして三十分後・・・
しばらくお別れだな、マイホーム。
あばよ!
「シェー」
キュワーン
「まぶし!」
そして気が付くと…
そこは、俺の名前の場所。つまり・・・
「落ちるーーー!!!」
まだ飛ぶことはできない為、
翼を上手に使ってゆっくり落ちるしかなかった。
地面まで数メートルというところで気を失った。
途中、誰かに抱かれている感触があり
まだ冷たい雨が降ってくる。
あぁ、俺どうなるのかな・・・。
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