アナザー・ワールド・メモリー

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俺はスカイ。 こっちの世界で言う竜だ。 まだあっちの世界にいたころ・・・ 「暇ー。暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇ヒーマー!ヒーマー!」(無駄無駄おつぼね?) 一匹暮らしの俺の家は森の中にある鍾乳洞だ。 森の連中は竜を恐れている。仔竜でも、だ。 ある日、俺は散歩していた。すると 「ん?【異世界への行き方】?」 という本を見つけた。 俺は興味本位でその本を開いた。 うん?なになに 【この本の使用時】 1、刺激が欲しい時 2、暇な時 【異世界越え・戻りの魔法】 1、右手を上げ肘を90度曲げる 2、左手を下げ肘を90度曲げ手首をへそにつける 3、利き足を90度曲げ利き足じゃない方の膝小僧につける 4、このポーズをして「シェー」という 5、異世界! 【注意書き】 この本は、異世界往復一回しか使えません。 使用者の触れているものを異世界に持っていく事ができます。 帰りも行きと同じく。 以上の事をもって異世界旅行を楽しんで来てください。 「異世界、かぁ」 「面白そうだな。」
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