プロローグ

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「何を、ニヤニヤしている。確か…‥黒沢 刹那だったな。」と、真弓は腕組みながら言いました。 「あまり、ニヤニヤするな。変顔でも、やってるかと思ったぞ。」と、真弓は冷静に言いました。 すると、彼女(真弓)は先生に質問をした。 「先生、私達二人が教室入る前に言うていた…‥あの言葉、聞いてもよろしいでしょうか?」 真弓が、言うているのは〝体育館が使えない″のが、気になるらしい。 確かに、気になりますね。 「そ、それは…」 「…言えない事情でも、あるですか…?」 真弓は、首をかしげていうた。 先生は、顔が真っ青になっている。 「…た…体育館で…‥人が…殺されたんだ…。」 と、先生は震えながら言いました。 もちろん皆は、それを聞いてざわつきはじめた。 「体育館で、人が殺された…!そんなの、信じられないよ~」と、クラスメイトの女子が言いました。 「そんなの、この愛別では初めてだしー…。」 と、クラスメイトの男子一人が言うた。 他にも、「あり得ない」や「信じられない」や「嘘だ!!」など恐怖や恐れなどが、僕達を現実に戻すのだ。
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