第一章:消えた手紙―前編―

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僕逹は、体育館へと向かった…。 歩くのが、怖くなっていた。いつ、着くんだろうと言う思いから……だんだん、怖くなっていた。 そして、着いてしまった。体育館の前に…。 皆は、「怖い」や「行きたくない」などの声が上がった。 でも、彼女は冷静でましてや怖がらない。 「君逹が、無言になっていたその勇気を見せて貰うか!!」 すると、彼女は……いきなり扉を開けた。 体育館は、赤色の血の海によって染まっていた。 「…キャーーーー…!!」 と、女子は言うた。 僕逹も、腰を下ろしてしまた……恐怖しかない僕逹には、もうた切れない。 「君逹は、逃げるのかい?現実を、みる方が得策だと思うけど。そうやって、逃げ続けたのかい?」 彼女の、言う通りかもしれない……真っ直ぐ、現実を見るんだ! 「真弓の、言う通りだよ。僕逹は、逃げ続けたのかもしれない。だけど、本当は、逃げるのは…もう、やだなんだ!」 そうだ、今なら現実を見える。 そして、僕逹は目の前の光景を見た。 そして、驚きを隠せなかった。 「こ…これは…」 その、光景は…とても酷く――笑っていた…。
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