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し、死体が笑っている?
「…面白いだろう?」
彼女は、笑っていた。
包帯少女と、忘れるような。
「何で?笑っているだ?」刹那は、質問した。
「…すまん…つい、面白くてな。」と、真弓は笑いながら言うた。
「…面白い?人が、殺されているのに…面白いだと…!」
刹那は、怒った。今でも、殴りそうだ。
同級生が、止めたが刹那の怒りは止まらない。
「ふざけんな!!人が、殺されているのに…面白いだと?許せない!!」
すると、彼女は笑い声をした。
「はははは…君達は、面白いよ。特に、刹那…君は、ね。」
真弓は、刹那に指を指した。
「私が、笑い…そして、面白いと言うたのか?分かるかい?」
皆が、考えていると…同級生の一人が、手を上げた。
「〝何か″、わかったから…?」
「正解だ…!何か…それは――刹那の事が、わかったからと言うたら…分かるかな?」
奈緒美が、不安気に言う。「刹那の事が、わかった…?ど言う意味ですか?」
「どうやら…君達は、分からないみたいだね。」
全員が、思った…何を言うているだと―
「と、言うと…。」
蒼空が、言うた。
「私が、言いたいのは……刹那の口調が、違うと言うことと…今の刹那は、刹那ではなく――性格の違う人物と、言うこと…。」
真弓は、冷静に言うた。すると、刹那は拍手をした。「凄いなお前!!…始め見たぜ…!」
「やはり、〝二重人格″だっただな。」
「二重人格…?」
蒼空は、質問をした。
「自分で、考えるだな。もしくは、辞書でも調べることだ。」
「は…はぁー…。」
と蒼空は飽きられた顔していた。
「よく、分かったな!!俺達が、二重人格だて…。」
と、刹那は言うた。
「…君の最初の口調と、今の君の口調…違うと思ってね。」
と、真弓は冷静に言うた。
「口調?」
皆が、不安気に言うた。
「…た、確かに…最初の口調と今の口調、違うような。」と、奈緒美は動揺しながら言うた。
「どうやら、君達も分かってきたみたいだね。」
と、真弓は言うた。
「…で、でも…口調が違うってだけで、何で二重人格って分かったんだ?」と、同級生の男子一人が言うた。
「それは――敬語が無かったからだな。」
と、真弓は腕を組ながら言うた。
「…け、敬語…?」
「ああ…敬語だ。彼(刹那)は、同級生や後輩や先輩に敬語を使っていた。それに、紳士な人物と見受ける…。」
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