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「…確かに、刹那は欠かさず敬語を使っていた。でも、今の刹那は敬語を使って無かった。だけど、それだけで分かるのか?」と、蒼空は言うた。
「…わかるんだよ。」
と、真弓は言うた。
「…え…?」
と、全員が言うた。
「…根拠は、彼(刹那)はもう一手をしてたのさ。」と、真弓は言うた。
「一手?ど言う意味だ。」 と、耀太が真剣な眼差しで言うた。
彼女は、「はぁー…」とため息をした。
「君達は、幼稚園から一緒だったはずだが…!」
「……?」と、全員は分から無かった。
「…つまり、私が言いたいのは〝記憶″だ。」
「…記憶…?」と、真弓と刹那以外全員は言うた。
「ああ…そうだ、記憶だ。そいえば、お前(刹那)名前を聞いていなかったな。…名前は…」
「ああ、俺か…鬼火だ。よろしくな。」と、鬼火は言うた。
「では、鬼火。あなたに、いくつか質問をしたい。」と、真弓は冷静に言うた。
「…良いぜ。」
「…では、鬼火。これから質問することは、はいかいいえと言うてください。」
「はい。」
「あなたは、刹那から許可は要りますか?」
「はい。」
「刹那の、許可を得ず…勝手に出て殺人を起こしたことは?」
「いいえ。」
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