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「これは、私の推測だが…犯人は〝完璧で美しい殺人″がしたかったから?」
と、真弓は言うた。
「…え…?」と、真弓以外全員は言うた。「確か、この愛別中学校には体育館の奥に格技場あるみたいだね。」
と、真弓はステージの右隣の扉を見た。
「はい。格技場は、体育館の奥にあります。」
と、蒼空は言うた。
「格技場は、誰が使ってるですか?」
と、真弓は言うた。
「えーと…確か、体育の授業で使っていますし…部活ある日は、剣道部が使っていますね。」
と、同級生の女子が言うた。
「ありがとう。」
と、真弓は珍しいくお礼を言うた。
「いえ…。」と、説明してくれた同級生の女子は言うた。
「…だけど、格技場に何があるのか?」
と、耀太は首をかしげって言うた。
「それは、体育館にある…この死体を調べたからにしましょう。それから、格技場に行きましょう。」
と、真弓は歩き出した。そして、死体の目の間にしゃがんで、手を合わせた。
「それでは、死体を調べましょう。」
と、真弓はゴム手袋をして…死体に触った。
彼女(真弓)は、何分…何時間をかけて調べた。
真弓は、スッーと立ち上がった。
「なるほど…。」
と、真弓は考える仕草を見せた。
「な、何か分かったの?」と、美羽は言うた。
「うーん…」と、卯なり声を上げた。
「どうかしたのか?」と、耀太が心配性に言うた。
「…無いんだよ。」
と、真剣に言うた。
「な…無いって?」
と、奈緒美が聞いた。
「…実は、これは殺人ではなく―――自殺だと思ってね」
「…自殺?」
「ああ、そうだ。これは、完全に自殺だとね…でも、おかしいだ。」
と、真弓はまた死体の目の間にしゃがんだ。
「お、おかしいって…。」と、耀太は言うた。すると、鬼火が死体の方に行った。
「…遺書が、無かったんだよ。」と、鬼火が死体の目の間で真弓の隣にしゃがんだ。
「…い、遺書が…無い?」と、蒼空は言うた。
「鬼火の、言う通り。何処にも、探しても無かったんだよ。遺書は、ね。」
と、真弓は言うた。
すると、鬼火は死体を調べ始めた。
「…おい、真弓。これ。」と、鬼火は死体の顔下にある首に何かあるらしい。
真弓は、鬼火に呼ばれて…立って首を見た。
「…首を、締めた跡ですか…まさかとは、思っていましたが。」と、真弓は 首を見ながら言うた。
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