第二章:消えた手紙―後編―

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体育館の出来事から…二日過ぎた。 彼女(真弓)は、二日間も学校に来ていない。 何か、あったんだのでしょうか? と刹那は、机を『コンコン』と指で叩いていた。 すると、鬼火が話し掛けってきた。彼は、刹那の二重人格者で刹那の事を心配してくれる。たまに、サポートなど、してくれる。 『刹那、どうした…?』 と、鬼火は心の中で会話をした。 「真弓は、あの時…どうしてあんなことを、言うたのか気になるです。」と、刹那は言うた。 『お前は、あの時心の中で見ていたからな…。』 「気になるです……だから、真弓の家に行きたいと思います。」と、刹那は言うた。 『別に、良いけどよ…それで、良いのか?』 と、鬼火は不安気に言うた。 「はい!もう決めたことですから…!」 『そうか。それで、良いのなら…そうしな。』と、鬼火は一瞬だけ良いことを言うたような気がした。 「ありがとございます。」と、刹那は言うた。 『礼は、いい…それより、真弓の所に言った方が良いじゃないか?』 「はい!!…では、行っていきます!」と、刹那は真弓の家へと向かった。 ある人物に、真弓の家を教えてもらった。 一時間も、歩いた。
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