第二章:消えた手紙―後編―

3/15
前へ
/93ページ
次へ
「…はぁー…はぁー…ついたのですか?」と、刹那は息を切れながら言うた。 目の前には、大きな門があった。 此処が、真弓の家…? すると、後ろから人の気配を感じた。 「何だと、思えば…君かぁー…。」 そんなことを、言うたのは真弓だ。 真弓に、話を聞かないと…! 「何のようだ…?」と、真弓は言いながら門の鍵を開けた。 「あ、あの…」 「何だ…。」 「二日前、あの時どうして帰ってしまたんですか?」と、刹那は質問した。 「二日前…、体育館の出来事を言うているのか?」 「はい。」 「実は、二日間の休みは二日前の真相が知りたくて…休みを、取ったんだ。」 と、真弓は腕を組ながら言うた。 「…え?」と、刹那は驚いた顔見せた。 「…だから、二日も休みをしたんですか?」 「そうだ。」と、真弓は言うた。 すると、真弓の後ろから人影が見えた。 執事さん、だろうか? 「…お嬢様、お昼の食事の準備が出来ました。」 と、執事らしき人物は眼鏡美少年(イケメン)だった。 「ありがと。エリアン…」と、真弓は微笑みを出した。 「…いえ、お嬢様。これが、私の仕事ですから。」 と、エリアンは言うた。 「真弓、彼は誰ですか?」と、刹那は言うた。
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加