拝啓母上。私はお家に帰りたいです。

四季祭り～！！

ってな感じで鼻息荒く興奮してたら、

雪「レイカ、トラと稽古をしている時に男の姿をしているのだからレイカもそのコンテストやらに出てみたらどうだ？」

っていう爆弾発言を雪嘩に投下されよったwww

麗「え、ちょ、なんでww」

メ「そうよ、レイカもコンテストに参加しましょう！

今朝、トラお爺様に稽古をしていただいてた時のレイカは、とても凛々しく麗しい殿方にしか見えなかったもの！

レイカのトラお爺様を見据える瞳は涼やかで、立ち振舞いは武人のように力強くありながら貴公子のごとく優美で洗練されていて、ふと見せる笑みには妖しい色香を感じられて胸が高鳴ったわ！」

ｳｯﾄﾘした顔で語るメリに、

ロ「……レオ、レイカって本当に稽古の時は男装してたんだな(ﾎﾞｿｯ」

レ「……あぁ。
それに、稽古中はレイカを女と知らない女達が集まって来てる(ﾎﾞｿｯ」

ロ「……マジか」( ￣-￣)

レ「……マジだ」( ￣-￣)

ﾎﾞｿｯと会話をして遠い目をしたレオとロイ。

フ「メリちゃんがそこまで誉めてると、レイカちゃんの男装姿見てみたくなってくるわね！」

ジ「私も見たいわぁ～！
レイカちゃんはどのような殿方になるのかしらねぇ～？」

桃「まぁまね、しゅごーかっこいいの！

おけーこのときおねぇーしゃんたちがきて、しょのときいーっぱい、かっこいいーゆわれてるのー」

雪「レイカを女と知らぬ娘達や娘と見紛う男がふぁんくらぶなるものを作るくらい、レイカの男の姿は美しいといえるな」

メ「そうよね！…………でも、そのファンクラブの方々にはご挨拶をしなくてはならないわね(ﾎﾞｿｯ」

フ「ますますレイカちゃんの男装姿が見たくなってきたわ！！」

ジ「私もレイカちゃんの男装姿、とても見たくなってきたわぁ～！」

私の男装姿をベタ褒めする雪嘩達の様子に、めっちゃ興味津々で詰め寄ってくるジゼルさんとフェリシアさん。

うん、色々とカオス( ´・∀・｀)

その後、控えていたメイドさん達と話を聞いたドレスを取りに行ってたメイドさん達にもお願いされて、ガイさんが昔四季祭りで着た王子の衣装を貸してもらって(強制的に)男装することに。