拝啓母上。私はお家に帰りたいです。

四季祭り～！！

麗「メリ、桃嘩。
初めてのピーシェルはどう？」

メ「お兄様！
この子達、ものすっごく可愛いですわっ」ﾎﾆｬｯ

桃「ぴーちゃんたちふあふあなの～！」ﾎﾆｬｯ

ﾌﾆｬｯから、ﾎﾆｬｯて顔をして言った2人はマジ天使。

レ「セッカ、それは？」

雪「………ﾓｸﾞﾓｸﾞ……ﾝｸﾞ…我の下僕に志願している雄達からの貢ぎ物だ！」

レ「…………下僕…貢ぎ物」

雪嘩がﾓｸﾞﾓｸﾞしながら満面の笑みで告げた事実がヤバい(笑)

我に下僕志願している雄達からの貢ぎ物ってwww

雪嘩さん、貴女の周りにいる男の人達がものっそい傷付いた顔してらっしゃるよ？

あ、中には恍惚とした表情の人も居るけど(笑)

それにしてもさ、雪嘩。
もうちょっと別な言い方があったとおもうよw

さりげな～くスパダリレオくんに雪嘩を任せてメリと桃嘩と一緒になって、ピーシェルをもふるww

ピーシェルめちゃくちゃかわええ。

雪嘩や紅蓮とは違ったもふり具合で、しばらくこのままでいたいでござる。

『あ、あのっ』

ピーシェルのもふもふを堪能していると、私と同じくらいの年頃で顔を真っ赤にした可愛いこちゃんに声をかけられた。

麗「……私ですか？」

『は、はいっ』

麗「何かご用ですか？」

『も、もしよかったらなんですけど……あの…‥』

さっきよりも更に顔を真っ赤にした女の子は、そこで言葉を切って伏いちゃったんだけど、そしたら女の子の友達っぽい…‥こりゃまた可愛い女の子達が数人やって来て、

『私達、王都で一番人気って言われてる菓子店…‥"シュガーハニー"の娘なんですけど、お店の方で四季祭り限定のお菓子を出してるんです！』

『お菓子をご馳走しますので、私達と一緒にお茶でもしませんか？』

女の子達の中でも一番ハキハキしてる姉妹っぽい女の子2人に誘われた。

えっ？ちょっ、ちょっと待って…‥シュガーハニー！？
この子シュガーハニーって言った！？

シュガーハニーは女の子が言ったように、王都で一番人気の菓子店なんだけど、王家御用達の高級菓子店ということもあって、連日お店の前には長蛇の列。

だから、シュガーハニーの事を聞くたびに食べたいなぁ～とは思ってたんだけど、その機会に恵まれず…‥今まで食べれんかったのです(泣)