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個室から控え室の方へ移ると、そこには様々なタイプの美男美女、美少年美少女がいて、もはやここはゴッドが住まうヘブンなのかと思いました。
もうね、『ヤバイ』しか口から飛び出てこないっすわ。
この場景を詳細に語れるような語彙力が自分にないのがなんとももどかしいっ!!
『あ!レイカ~』
麗「ん?どちらさ…………ロイ?」
ロ「おう!俺だ!」
麗「やっばい!
ロイめっちゃかわいいーーーっ!!」
暁「マジきゃわたんっ!!」
私と暁氏、同時に鼻を押さえたよね(笑)
だってさ!
昨日の姿も可愛いかったけど、ジゼルさんとフェリシアさん、そして侍女やメイドのお姉さん達による魂の神業によって、ぎゃん萌え……いや萌え死にするレベルにまでランクアップした美少女になっとるんだもの!!
鼻血が出そうでヤバイっ!!
ロ「ハハハッ……ってか、レイカはイケメンになりすぎだろ!?
トウドウも可愛い女の子にしか見えねぇ!!」
暁「えっ!?
ロイきゅん何で俺っちだって分かったの!?
も、もしや、友情パワー!?」
ロ「いや?
受け付けでトウカ達と会った時にトウドウも参加するって聞いてたし、レイカと同じテンションではしゃげるのってトウドウくらいだからな!」
暁「何か違うっ!求めてたのと何か違うっ!」
アキちゃんとロイのやり取りに笑いを堪えながら、他の参加者と一緒に案内役の子の後に続いて会場に向かいました(笑)
舞台袖に着くと、コンテストの大まかな流れを説明された。
2つあるステージの一方に男装部門の参加者が先にあがって軽い自己アピールをして、その後、もう一方に女装部門の参加者があがって軽い自己アピールを済ませる。
それだけ。
え?マジでそれだけ?って思ったけど、コンテスト1日目は100人近くいる参加者を一気に半分に減らすことが目的らしいから致し方ないっちゃ致し方ない。
『それでは~男装部門に参加者の方は~
番号順に~ステージにあがってくださ~い』
麗「ん?私、50番だし一番最後?」
ロ「トリだな~」
暁「麗様~
観客のおにゃのこ全員、骨抜きにしちゃってぇ~!!
メロメロのキュンキュン、ドロドロよっ」
麗「なんだそれwww 」
そんなやり取りを続けること数分、とうとう私の番が回ってきた。
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