1章 今日って何の日?

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なんの変哲もない平日。 今日は何の日か、同じ小学校の奴は知ってるよな。 忘れてる!? い、いや…そんなはず…… 茜「何を百面相してんの?変だよ、双」 双「べ、別に。…な、なぁ……あk」 茜「あ!次、移動だよ!!理科室やだー」 俺の話を聞こうともせず、腕を掴んで小走りになって教室を出るクラスメイトの茜。 コイツは……違う小学校だから知らなくてもおかしくないが…… 茜「そういえば小説どう?」 双「んー…まぁ、進んでるっちゃ進んでる」 茜「一つ言わせていただくけど、あんたの目にあたしはどう映ってるわkえっ!!?」 階段を踏み外しやがった。 容赦なく笑ってやる。 階段見ながら踏み外すってどんなだよ。 床が濡れてるならまだしも、今日晴れてるし。 茜「わ、笑うな!今のナシ!忘れて!」 双「いや笑うなとか無理だから。師匠に報告だなコレは」 茜「小説のネタにはなるだろうけど、元旦那には言うな!またイジられる……」 心底嫌そうな顔をしている。 ま、師匠はSだからなぁ S★Sの主人公格の1人だからSなのか? いや、やぶが一番主役だから師匠は若干脇役な訳であって…でも、やぶはSじゃないよなぁ。 S★Sのことになるとやっぱ話それるな、俺。
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