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2.鳥肌
音楽の好き嫌い、タレント、俳優などの好き嫌いも
人によってまちまちです。
群衆の中の猫 がラジオから流れた時、
作業の手がとまり、聴き入ってしまいました。
心底 寒気がしたような、
鳥肌がたつという状態を経験しました。
続いて流れたシェリー、
またしても、心に沁みました。
それから毎日のように聴いていました。
米軍キャンプ は まるでミュージカル。
舞台が目に見えました。
亡くなってからますます魅せられて
全曲を手元に、小説なども読み漁りました。
アルバム街路樹とBIRTHには
ニューヨークの風景が
多く歌われているようで、
その軌跡を辿りたい衝動におそわれました。
具体的にニューヨーク行きを考えたのは、
『堕天使達のレクイエム』読んでからです。
エッセイとも小説ともとれるいくつかの短編。
歌の解説や曲を作った時の心境を吐露しているものもありました。
もう行くしかない。
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