第1章

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話しながら歩いているうちにお店に到着。 中に入るとやはり金曜の夜だからかお客さんは多かった。 「爽香ー!美奈江ー!こっちこっちー!」 奥の角の席で私達を呼んでいるのは高校時代の友達の紗季と夏海。 よかった、どっちも知り合いで。 人見知りとまではいかないけれど爽香の友達で私とは面識ない人だとやっぱりちょっと居づらいから。 「久しぶり紗季、夏海。」 「おひさー。美奈江もっと気合いれてきなよー!」 そう言う夏海は派手なメイクにこちらも爽香と同様に足を出したミニのスカート。 だから寒くないのかっての!
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