第1章

23/34
前へ
/81ページ
次へ
「いーじゃんいーじゃん!美奈江は気合入れなくても十分綺麗なんだしさ。」 頭の上で高く結んだポニーテールを揺らしながら言う紗季。 ほ、褒められてるよね。 「あ、ありがとう…?」 「なんで疑問系?」 その紗季のツッコミでその場に笑いが起きる。 あぁ、久しぶりにみんなに会うとやっぱ楽しいな。 「そう言えばもう19時だけどまだ男の子たち遅いね。」 時計を見ながら爽香が言った。 時刻は19時を少し過ぎたところ。
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加