第1章

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ガラガラッ… お店のドアが開く音が聞こえその方を見ると学生らしき4人組。 キョロキョロと店内を見渡している。 「爽香来たんじゃない?」 私が声をかけると爽香は立ち上がってその集団に向かって手招きをした。 「遅いよー!女の子を待たせるとは何事だ!」 爽香の少し怒ったように言う姿に男の子達は早歩きでこちらに向かってくる。 「すいません。急に1人来れなくなっちゃって代わり探してたら遅くなっちゃって。」 その中の1人が言った。 この男の子が爽香の後輩くんかな。
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