第1章

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「てか哉太、お前好きなタイプ言えよー。」 相田くんが茶化すように言った。 あ、それって強制だったんだね。 「え、それ強制なんですか…。」 私と全く同じことを考えていたようだ。 「好きなタイプは…綺麗な人です。」 おぉ、なんか性格的な面を言うと思ったけど意外と面食いなのかな。 「じゃあ次は女子組の自己紹介だよね。高崎 爽香、23歳。好きなタイプは優しい人です。よろしくね~。」 元気に立ち上がって自己紹介する爽香。 よろしくね~と手を振る姿はとりあえず可愛い。
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