第1章

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そこからもうみんな自由に会話していた。 「悠太くんどれくらい彼女いないのー?」 「んー、4ヶ月くらいかな。」 爽香のお気に入りはちゃらめな悠太くんらしい。 やっぱ元カレに似てるからかな…と心の中で呟く。 あまり自分から話しかける方じゃないのとお腹が空いてたのもあってもくもくと枝豆をつまむ私。 一応爽香に言われた通りお酒はゆっくりペースで飲んでいるつもりだ。 「美奈江さんよく食べますね。」 「えっ…。」 私の山盛りの枝豆の皮が入ったお皿を見て哉太くんが言う。 そりゃつっこみたくもなるよね…。
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