第1章

33/34
前へ
/81ページ
次へ
「う、うん。お腹空いてたんだよね。」 苦笑いしながら横目で3人を見ると全然食べてない。 みんな若くてイケメンな男の子に夢中な様子。 食い意地はってるの私だけじゃん、とちょっと恥ずかしくなった。 「よく食べる人好きですよ、俺。」 そう笑って言う哉太くんにちょっとドキッとした。 初めて笑った顔見たけど可愛いな。 「哉太くん料理の学校行ってるんだよね。料理できる人いいな。」 「美奈江さん料理しないんすか?」 「うん、全然できないんだ。」
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加