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一年前に父に反対され、勘当同然でディムグラント国の騎士となった、長男ドル・アレクサンドロ19歳が、突然アレクサンドロ一家の屋敷に死体となって送られて来たのだ。
兄のガジムはもちろん、勘当を言い渡した父ドーラ、そしてアレクサンドロ一家の組員の末端までが、彼の死を嘆き悲しんだ。
死の真相を明らかにするため、ドーラは多数の組員を使い様々な情報を集めた。
結果、勘当されたとは言え、ハーデルハイムのマフィアの首領の長男であるドルは、同僚や先輩騎士の一部から様々なイジメにあっていた事がわかった。
発端は、一人の同僚の何気ない一言であったという。
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