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エヴァンは、走り去ったレオの姿を見て、
「待ってくれ~!レオ~!
私を置いていかないでくれ!
レオ~!!」
と、片手をレオに向けて前に出しながら、その場で出血多量で倒れた。
場面がかわり、仮面の魔族がいる控え室。
仮面の魔族
「フッフフ~ン
フフフ~ン
今日も鏡ごしで、ばっちしイケてるお洒落な仮面。
いつ見ても凛々しいわ~。
…さて、エヴァンの方、どうなったかな?」
バコンッ!!
(レオが壁を突き破って、部屋に突撃する音)
その音に気づいた仮面の魔族は、
「何!?
ドアのノックもせず、いきなり壁を突き破って!
…このガキ、殺して…
えっ?」
吸血鬼になったレオは仮面の魔族を押し倒し、仮面の魔族を床に押し付けた。
仮面の魔族は、
「ぐうぅ~!!
何!このパワー!!
とてつもないパワーだ!
この私が、押し潰され…
えっ!?」
そう仮面の魔族がレオに向かって言うと、
レオは仮面の魔族の顔を、鋭い牙で噛み砕き、
仮面の魔族の顔は、木っ端微塵に顔を噛み砕かれた。
そして、仮面の魔族を倒し、正気に戻り、人間の身体に戻ったレオ達。
ティファーも仮面の魔族によって異次元に閉じ込められていたが、魔力が消え、こちらの世界に戻る。
そしてレオとティファーは合流し、エヴァンの所に戻ると、出血多量で死にかけてるエヴァンがいる。
エヴァンは2人に、
「あの~、すいません。
輸血お願いします。
私、ちなみに血液型ABなので、よろしくお願いします。」
その言葉を聞いたレオ達は、
「俺、O型だしな~。
先生と違う血液型だし…
ティファー王妃、何型ですか?」
ティファーはレオの言葉を聞いて、
「えっ!私、B型だけど…
レオがA型だったら、2人の血液一緒に輸血したらよかったのに…」
こうして仮面の魔族の野望は、レオの手によって終止符を打たれた。
その後レオ達は、急いで救急車を呼び、エヴァンは病院に運ばれた。
終わり。
ちょっと思い付いたパロディーを書きたかったので書いてみました。
たまには、こういうのも、書いて見て、楽しかったです。
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