第1章

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「この周辺の警備が強化されて、 警官の巡回も増えるそうだ……少しは安心できると思う」 「はい、 ありがとうございます」 「――青羽くん」 初めて呼ぶ彼の名前。 はい、 と彼がちょっとびっくりしたように返事をした。 「……あまり無茶はしないでくれ」 思いついてそう付け加えると、 彼が晴れやかな笑顔で頷いた。
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