第1章

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だが、その男が再び首元に唇を寄せてきたときは、まだ続ける気か、という思いで目を見開いた。 男は、彼の反応に気付いて今度はよく聞こえるように彼の耳元で囁いた。 「終わったなんて思ってないよね?」 にたりと男の口が歪む。 「怖いの?僕が」
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