第8章

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「うーん……」 これが現実であの男の慰み者になっていたあの日々が夢なのか?それにしては現実味がありすぎる気もする。 サッパリ分からない。 「あっ…そういえば俺……」 ふと、俺はいくつか重要なことを思い出した。 あの日のことを── 何故忘れてしまったのだろう? それはきっと、 心が壊れてしまう前にラクになるほうを選んだからだろう。
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