番外編*たのしい年末年始

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ふ、と、夏生が視線を俺の顔に移した。 全力疾走したような、少し苦しそうな顔で微笑まれる。 ああ…、いつもこんな顔で俺を抱いているんだな。 全力で俺を突き上げ、そしてやっぱり嬉しそうなその笑顔。 その瞬間、また俺は夏生に恋をした。 ヘンタイでも、バカでも、やっぱり夏生が微笑むと嬉しい。 好き、夏生。 大好き、夏生。 ヘンタイでバカな、こんなこと、俺としかして欲しくない。 「夏生…、好き…」 俺が呟くと、夏生は一層笑みを深めた。 ……同時に、俺の中を突くのが深くなる。 夏生もスイッチが入ったらしく、それは激しく俺を揺さぶった。
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