こぶたの sweet trick

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   パシャッ。  チャーコは可愛いさにも執着するが、ウケも気にするタイプだった。 「素敵ふわー。チャーコちゃん、ほらこの棒のトコにリボンつけたら可愛いふわ」 「ホントだー♪ アタチこれにする。わたあめ姫はどれにするプギ?」  パシャッ! パシャ。 「わたしはお友だちのありすんちゃんが、魔女の衣装を貸してくれるんですふわー」 「プギ? 魔女の衣装って、ありすんは魔女なんだから普段の服でそ?」  パシャ。 「その代わりに、わたしの精霊の衣装を貸してあげる約束ふわ。取り替えっこなのー。ヌコリンさまは?」 「オレは……。店長さん、白いボディペイントのマジックありますかニャ? この漆黒のボディに骨を描くんですニャ」 『はい、9180円です』 「店チョメさん。アルカポネのシカゴギャングルック一揃えあるチョメ? オイラの頭にピッタリサイズのハットも……」 『あります。24840円です』 「……なんでもあるプギね。このお店……」  パシャッ。 「ふむ。10月しか開いてない変な店ニャリが」 『ハロウィングッズ専門店ですから……』 「…………」
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