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その反応に、ヌコリンを始め、わたあめ姫とチャーコ自身もどやどやと集まってきて画面を覗き込んだ。
「ふわー……いま撮った写真以外にも……」
「あ、アタチの写真、上手にコラージュしてあるプギー♪」
「ひゃーー! 恥ずかすぃーー!!」
店長が真っ赤な顔を両手で覆ってイヤイヤしているのは、みんな全力でシカトだ。
「チョメつくことに、チャーコの隣のオイラが微妙に見切れてる……」
「オレもニャ。用無し感がハンパないニャリ……」
「「……全部、消去ニャチョメ」」
「やめてえええぇぇ! それは、ほとんどの休暇を利用して皆星町に飛んできては、コツコツ撮りためたおいらの大事なコレクションなんですぅー!」
絶叫に近い悲痛な叫びをあげる店長に、さすがの一同もちょっとお気の毒な気がしてくる。
この辺りがまだまだコイツらは青い。(チャーコの飼い主、カイとハチ・談)
「……いいニャリが。また物好きな」
「なっ!? チャーコたん、可愛いじゃないですか! 飼い主に捨てられると勘違いして家出したり、清水画伯の絵画に恋してみたり、ランニングマンが出来なかったり、ビキニ着てみたいなんて言ってみたりー!」
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