零・ProRogue(プロローグ)

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「ナルが解れば、俺も判るだろ?」 もうヒントは出しただろ?あとは方程式に 当てはめて答えを出すだけだろ?と言うように 「吐けば楽になる」と警察か、気持ち悪い時の ように言っているようだが…思い出せない… 「レイジさんっ、あの顔はダメですな。 喉まで出てたら、喉をカッ切れば出るかも? ですが、久しぶりにやったゲームのように 『どんな設定してたっけっ?』って感じで 話の流れをまったく覚えてない末期症状です」 私の考えあぐねている顔を見て、判断する。 ナルの言った事に否定の余地は毛程もない。 「やれやれ、だな。もはや手遅れだな…」 しゃーねぇーなぁー、手間かけさせやがって。 と、話をすっきり終らせて本題に入りたい様子 なのに、私の記憶力が悪いせいで進まない。 レイジは、ジェスチャーで「伸びるよ」 と誰かに合図を送っているように見えた。 「今書いている現在も手元にコーヒーがあるな。 当然、自分お手製のオリジナルカフェオレだ。 俺はお前だ。俺は、それが好きだ。 当然のように、今日みたいな台風の日が (2016年台風18号通過中に書いてます。 雨は少なく、風が吹き荒んでいる模様。 …と、確認したら夜9時に温帯低気圧に) とても『ベスト』に思っている性格だ」 (リアルタイム過ぎて、すみません…)
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