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「長編を書くようなアイデアも構想もない。
…が、1話完結のオムニバス形式の短編なら
妄想コンテスト用のアイデアを流用すれば
出来ない事はない。それでどうにかならんか?」
長編を書くにはそれなりの根気と続ける力に
なりうる、推進力のような情熱が必要になる。
だが、1話完結の短編なら出来ない事はない。
事実、一日で仕事が休みの日以外に書ける量は
大体、20P前後くらいならなんとかなる。
妄想コンテスト用の作品も大半は1~2日で
完結させられる分量だと感じているからだ。
起承転結、ネタの仕込み、気力の続く限界…
それを身を持ってベストだと判断出来るのが
「1話完結形式」である。と分析している。
「ふむ…それなりに根拠と、なんだかんだで
続けられる確信めいた自信があるようだな…
僕たちでは判断しかねる。あの人に任せようか」
冒頭でもレイジの口から出てきていた
「あの人」とは何者だろうか?
漫画無領域と言う私が創造し、捨てた場所。
そして、過去に造り上げて捨てたキャラ達。
総合的に判断するなら、私が捨てたキャラの
一人であると推測するのが妥当なように思う。
「ヒフミ。レヰヂの答え、どう思う?」
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