零・ProRogue(プロローグ)

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…と夜寝る前のよく分からないテンションで 冒頭となる部分を探ろうと考えてみたが、ダメ。 小説を書くならフィクションだろ?って 感じにしたいが、どうも知り過ぎているようで 理系によくありがちな「考えオチ」になってる。 これでは、フィクションと言うよりは ノンフィクションと言った方がいいだろう。 朝になって昨日考えた案を紙に認めていると 言いようもない後悔の念にかられてしまう… 「没だな」と誰に言うワケでもないのに 一人呟いて、紙を「妄想コンテスト用」の 某映画のクリアファイルの中にねじ込む。 こんな事を続けている内に作品案は貯まる。 「妄想コンテスト」に応募を始めたきっかけは 私のだらしない弱点にあると言ってもいい。 2012年に本格的に作品を公開するように なってから、私はたくさんの作品を投稿した。 現在公開しているだけでも40作品以上あり 「原作部門用」に纏めなければそれ以上だ。 「作品を上達させるコツは何か?」と 日曜作家の私に聞かれたら、こう答える。 「作品を気力に関わらず完成させる事だ」と。 反面教師だから言える事で、プロになってからも 十分に通用する姿勢なので、そう答えるだろう。
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