零・ProRogue(プロローグ)

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私が作品をたくさん書いてきて言えるのは 「もし、続けていれば…」と後悔が過る。 600Pも書いた「人狼ゲーム」はよかった。 とある他のクリエイターからも褒められた。 元々のきっかけは、私の過去にあった。 私は伝染病の都合で出校停止になった時 「独りウノ」をしていた事がある。 伝染病と言っても大層な代物ではなく、ただ 「過剰な花粉症」であって、悪いのは眼だけ。 インフルエンザのように身体は苦しくなく 胃腸風邪のように寝てなくても全然平気。 ただ、独り自分の部屋に隔離されていただけ。 その時に、修学旅行(6年生でした)に 持っていくように買ったウノで遊んだ。 眼が悪いのでゲームなどもっての他だったし そもそも部屋にゲームを持ち込んではダメだ。 だから、ウノだった。だが、 独りで遊んでもツマラナイ。 手札は全部見れるし、作戦も想像が付く。 だから、私はわざと見えないフリをして 一人一人にプレイのクセを付けてやる。 これが元になっていた。 独りウノの感覚を活かして、キャラクターに 性格を付けて独自のユニークなプレイ方針を 持たせてやれば、一つの作品になるだろう。 そう考えた。…まではよかった。
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