零・ProRogue(プロローグ)

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私が気をつけている言葉がある。 「求めよ。さらば、与えられん」 当人が心から欲したモノは手に入れられる。 そんな折に出会ったのが「人狼ゲーム」 だが、私一人ではゲームが出来ない。 ならばと、友人に頼んでネットで取り寄せ 他にも本屋を探して「人狼ゲーム」の リプレイ(ゲームの内容を文字にしたモノ) を読んで、そして本物を手に入れて書いた。 プレイヤーはリアリティを求めて、実在する 人物でキャラクターの強い人を集めてみた。 (佐々木部長は実在する方です。他にも色々) キャラクターを書く時は、特徴を強調して それ以外はなるたけ目立たないようにする。 お笑いでモノマネ芸人がそうしているように。 そして人狼ゲームは、心理ゲームだそうだ。 心理学について書かれた本を読み漁ってみた。 心理学で使えそうなテクニックは余すとこなく 使い、場合によっては漫画も参考にしている。 キャラクターが整えば書くだけ。 あの時は苦労したが、今思えばちゃんと 小説のプロットらしきモノを作っていたので どういうオチになるのか想像出来ないよさが あったのだろう。と分析している。 下積みとして、私の隔離経験が無ければ あそこまで大したモノは書けなかっただろう…
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