水の記憶

2/9
前へ
/15ページ
次へ
薄暗い海の中を ゆっくり沈んでゆく… ほとんど光も射さない 無音の空間に漂っている 何も感じない… 痛みも 苦しみも 悲しみさえも… 僕は今世界にひとりきり 慧斗(ケイト)は安らぎさえ 感じながらも 目をゆっくりと閉じていく…
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加