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海の腕が俺の身体を持ち上げた。背中に当たるシャワー。海の膝を跨ぐ格好になった。
海の指がズルリと抜ける。
「あ……」
心細くて、物足りなくて、それを惜しんでいると、代わりに熱くカチカチのモノが下からゆっくりと入ってきた。
「はっ、あ、ああっ、んん」
ゆっくり、ゆっくりと俺の中へグググッと埋まっていく熱い塊。圧迫感で身体に力が入る。
「ああ……すごい……めっちゃ気持ちいい」
海が呻くように漏らす。
「孝宏、大丈夫。中は柔らかいよ」
ウンウンと頷くと、海の手は腰を支えながら俺の身体をおろしていく。海がどんどん奥に入ってく。
「っは、あうう」
俺も、もうすっかり復活してしまっていた。海が腰を揺すりながら、胸の突起をやらしく舐めまわす。上も下も違う刺激に翻弄される。
「あっ、はっわっ! ……は、あ、あっ」
「酔って奔放な孝宏も、恥ずかしいのに乱れちゃう孝宏もどっちもいいね」
「へ?」
海の言ってることがよくわからなくて聞き返す。
でも海は答えてくれず、そのまま突き上げを大きくしていく。
「は、あう、んんっ、はぐっ! あ! やっ!」
腰を鷲掴み俺の体を浮かせ、落とすタイミングで下から突き上げ責める。俺のがはち切れそうに真っ赤になってバチバチと二人の腹に当たる。その刺激が更に俺を追い上げた。
「いい。孝宏っ……すげぇいい」
熱くて、苦しくて、すごく気持ちいい。
堪えきれないように呟いた海は俺の肩へ腕を回し、押さえ込みながら下からガチガチのモノを何度も突き上げた。衝撃に目をギュッと瞑ると、目の裏に星が舞った。
「んあ! もっ! あああっ!」
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