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メッサー「…俺と戦え、織村一夏」
一夏「戦う…模擬戦をしろって事か?」
メッサー「そうだ。さっきの態度は目を瞑る、俺も初対面の奴は信用出来ないからな。だがお前の実力を知らないまま、背中を任せるのは死にに行くようなものだ。」
一夏「…なるほど。お前は俺の人間性を信用出来ないわけではなく、パイロットとしての実力が信用できないって事だ。確かに実力のない奴が戦場に行っても周りの仲間を死に追いやる可能性がある」
メッサー「そういう事だ。一緒に戦う以上、実力を示してもらう」
一夏はメッサーの意見も最もだと感じ取っていた。団体に入る以上それ相応の実力を持って、周りから認められてこそ、初めてその団体の一員となれるのだから。生半端な実力では周りの危機に陥れることもある。それが戦場だと尚更っだった
一夏(このメッサーっていう奴はきつい言い方をしているが仲間思いの良い奴なんだな。現に得体の知れない俺を完全に否定しているわけじゃないからな)
一夏はメッサーに対する評価を少し上げるのだった
一夏「わかった。それで貴方が納得してくれるのなら俺は戦う。戦闘形式はどうする?」
ウイングダブルゼロの武装はGNドライヴによるGN粒子ビームによるものだった。敢えて言うならドラグーンとソードビットによる攻撃防御くらいだった。他の武装はとても模擬戦に用いる事は不可能だった
メッサー「ペイント弾による被弾形式で行う。ペイント弾を相手機体の動力機関、もしくはコックピットに当てればその者の勝ちだ」
一夏「ペイント弾か。だが、俺の機体の兵装は全部実戦向けなので使用できない」
一夏が困っているとアラドが提案をかける。
アラド「ならこっちで用意するペイントライフルを使え。お前たちの模擬戦の事は俺が上に言っておくからよ」
一夏「分かった。そのライフルは2丁用意してくれるか?」
アラド「2丁だな。分かった」
その後一夏用に2丁のライフルが用意され、アラドの審判の元、模擬戦が開始されることになった
~~閑話休題~~
一夏「さて…俺は彼の実力を知らないからどんな戦闘になるか分からないな。しかし信用されないって言うのは本当に良い事がないな」
ハロ「ビンボウクジ!ビンボウクジ!」
一夏「そんな事ない。これで信用が得られるならな。ちゃんと証明すればな」
ティエリア「確かにそうだな」
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