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青年が夜に買い物にいくところから始まる。。
「明日の朝ごはんと昼飯買いにコンビニきたはいいけど、ここら辺街灯もすくなくて薄暗いんだよな…」
この場所は人通りもほとんどなく、街灯もまばらな為に かなり薄暗く、夜に出歩く人はほとんどいない。
「さっさと帰ってシャワー浴びて寝よう、もう10時回ってるよ…」
すぐに帰ろうと、帰路につこうとしたとき、遠くの方で何かが光ったように見えた。
「なんだ今の
あ、また光った、何だろうあのひかり
向こうは公園のある方だな」
大して気になったわけでは無いが、なんとなく引き付けられるように、ひかりのある場所へ向かう。
「ここの公園、子どもの頃よくきたな、こんなに小さかったっけ
そうだ、あのひかりは…」
ふと見回してみると、一本の大きな杉の木の下でひかりが浮かんでいるのが見えた。
「なんだあれ、」
しばらく見ていると、ひかりが急に強くなり、目を開けていられなくなった。
やっとひかりが収まり、目を明けると
そこには自分と同じくらいの少女が立っていた。
(なんだこの子、いつからここにいた?
まさかね、俺、霊感とかないし
こんな分かりやすいわけ無いよな、)
じぶんの中で言い聞かせるが、その少女がこの世の者ではないことになんとなく気づいていた。
それに対しての恐怖は不思議と感じなかった。
「…君は?」
「あ、私のことわかるんだ
よかった、やっとみつけてもらえたよ」
少女は微笑みながら答えた。
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