一章 ひかり

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青年が夜に買い物にいくところから始まる。。 「明日の朝ごはんと昼飯買いにコンビニきたはいいけど、ここら辺街灯もすくなくて薄暗いんだよな…」 この場所は人通りもほとんどなく、街灯もまばらな為に かなり薄暗く、夜に出歩く人はほとんどいない。 「さっさと帰ってシャワー浴びて寝よう、もう10時回ってるよ…」 すぐに帰ろうと、帰路につこうとしたとき、遠くの方で何かが光ったように見えた。 「なんだ今の あ、また光った、何だろうあのひかり 向こうは公園のある方だな」 大して気になったわけでは無いが、なんとなく引き付けられるように、ひかりのある場所へ向かう。 「ここの公園、子どもの頃よくきたな、こんなに小さかったっけ そうだ、あのひかりは…」 ふと見回してみると、一本の大きな杉の木の下でひかりが浮かんでいるのが見えた。 「なんだあれ、」 しばらく見ていると、ひかりが急に強くなり、目を開けていられなくなった。 やっとひかりが収まり、目を明けると そこには自分と同じくらいの少女が立っていた。 (なんだこの子、いつからここにいた? まさかね、俺、霊感とかないし こんな分かりやすいわけ無いよな、) じぶんの中で言い聞かせるが、その少女がこの世の者ではないことになんとなく気づいていた。 それに対しての恐怖は不思議と感じなかった。 「…君は?」 「あ、私のことわかるんだ よかった、やっとみつけてもらえたよ」 少女は微笑みながら答えた。
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