悪夢

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立花の隆々と起立したソレを見て、貴之は思わず息を呑んだ。グロテスクに血管が浮き出ていて、大きさも自分のものより倍近くありそうなのだ。 〇〇高で反り返っていて、まるで女性を蹂躙するための凶器のようにすら思える。 「ああ……すごい……」 だが、遥奈がそれに向けた視線は、貴之の予想しないものだった。 「この前は手でシゴくところまで教えてあげたよね?」 「は、はい、気持ち良くなると大きくなって……いっぱい出るって、お勉強しました」 「そうだよ。今、遥奈がイッてくれて、僕はとっても嬉しくて、こうなったんだ。それじゃ、まずは復習だ、この前みたいに触ってごらん?」 遥奈は小さく頷くと、手を伸ばし優しく握る。そして教え込まれた通りに手を上下させる。 「気持ちいいよ、遥奈」 その言葉が嬉しかったのか、遥奈は僅かに微笑むとゆっくりと顔を近付け、立花のモノに唾液を垂らした。唾液は潤滑油となり、手の動きをスムーズなものにする。 「ふふっ……いつの間に、そんなやり方を覚えたのかな」 「……予習……したんです。裕也さんに……喜んでほしくて……」 「ああ……とっても嬉しいよ、遥奈」 大好きな幼馴染みが、他人のモノを愛撫する様を見るのは辛かった。
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