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生で見るそれに息を飲む。
小柄な体型とは不釣り合いなほど大きく張りのある胸を、白いレースの施されたピンクの下着が彩る。
目線を下げるとシミ一つない細いウエスト。そして大事なトコを覆い隠すピンクの下着。
一瞬にして自分のモノがいきり立つのを貴之は感じた。
そんな幼馴染みを、頬を赤らめ、桃色の髪の毛先を指で弄りながら、遥奈は訊ねる。
「たかくん……どうかな?」
潤いを帯びた青い瞳が見つめてくる。
「うん……凄く綺麗だよ」
率直に思った通りの感想を述べる。もっと気の効かせた言葉を選びたかったが、貴之にはこれが限界だった。
下着姿どころか、遥奈の裸体も見たことがある貴之だったが、自分のために見せてくれるという喜びは、その時以上の感動だった。
「よかったぁ……」
安心したように微笑むと、甘えるように、貴之に身体を擦り寄せた。
「こんな姿見せるの……たかくんが初めてなんだよ?」
事実はどうあれ、遥奈のその言葉が嬉しかった。
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