処女

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脳が溶けるような甘い感触。 貴之は貪るように激しく舌を動かす。 遥奈は臆する素振りもなく乱暴な舌遣いを受け入れていた。 (クソッ……!) 苛立ちを誤魔化すようにキツく抱きしめる。 彼女の豊満な胸が押し付けられる。 遥奈の舌に吸い付き、再度絡ませる。 甘く強い刺激が貴之を襲う。 遥奈の指が制服越しに貴之のそれを撫でていた。 思わず唇を離す。 「たかくんの、もう固くなってるね」 楽しそうに微笑む遥奈。 恐怖や躊躇は一切感じられない。 「私達もう恋人だもんね。いいよ?」 擦り寄り、甘く囁く 誘うような潤んだ瞳から目が離せない。 「……は、遥奈」 「ん?なぁに?」 絞り出した声は僅かに震えていた。
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