30人が本棚に入れています
本棚に追加
脳が溶けるような甘い感触。
貴之は貪るように激しく舌を動かす。
遥奈は臆する素振りもなく乱暴な舌遣いを受け入れていた。
(クソッ……!)
苛立ちを誤魔化すようにキツく抱きしめる。
彼女の豊満な胸が押し付けられる。
遥奈の舌に吸い付き、再度絡ませる。
甘く強い刺激が貴之を襲う。
遥奈の指が制服越しに貴之のそれを撫でていた。
思わず唇を離す。
「たかくんの、もう固くなってるね」
楽しそうに微笑む遥奈。
恐怖や躊躇は一切感じられない。
「私達もう恋人だもんね。いいよ?」
擦り寄り、甘く囁く
誘うような潤んだ瞳から目が離せない。
「……は、遥奈」
「ん?なぁに?」
絞り出した声は僅かに震えていた。
最初のコメントを投稿しよう!